グラスバードの真実と爆破テロ

希少動植物の密売に関わっている

不動産王ヒューを捜査するマリアと漣。

ヒューの住む高層ビルを訪れるが

そこで爆破テロに巻き込まれてしまう。

同じ頃、ガラス製造会社の関係者たちが

窓のない迷宮に軟禁されていた。

壁が透明になる不思議な空間で

次々と殺人が。

マリア&漣シリーズ第三弾!

ついに第三弾に挑戦!

わりと好きなシリーズの1つなりました。

今回は希少生物グラスバード

さらに屈折率可変型ガラス

本当に不思議で夢のあるものを

生み出してくれるシリーズですね。

実在してたりするのでしょうか?

一弾はジェリーフィッシュ。

二弾はブルーローズ。

毎回楽しませてくれます。

「その答えはお前たちが知っているはずだ」 読んだ感想 ※ネタバレなし

今回も主に2つの視点で構成されています。

グラスバード

〇主な登場人物

・ヒュー 不動産王、希少動植物密売?

・トラヴィス ガラス製造会社勤務

・チャック ガラス製造会社勤務

・イアン 大学の研究者、ガラス共同研究 

・セシリア 大学の研究者、イアンの恋人

・パメラ ヒューのメイド

・ローナ ヒューの娘

タワー

〇主な登場人物

マリア&漣 ヒューの所有する高層タワーへ捜査に向かう

【グラスバード】では

何者かによって軟禁された

トラヴィス、チャック、イアン、セシリア、そしてパメラが

迷宮で起こる殺人に巻き込まれる話です。

閉じ込めたのはヒューなのか、次々と殺される連続殺人から生き残る事はできるのか。

【タワー】では

ヒューの高層タワーに捜査にきた

マリアと蓮が

爆破テロに巻き込まれる話です。

前作同様

マリアと蓮の漫才のような掛け合いももちろん面白いのですが、

爆破に巻き込まれて高層階で取り残された

マリアが助かる事ができるのか

今までにない

スリリングでハラハラする展開も

見所だと思います。

この2つの視点が

交わりだすとともに

作者の思惑通りに騙されました。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。

このシリーズも第三弾まで読破できました。

作者の巧妙な騙し方は相変わらずですね。

前作まで読んでいると

「この表現の仕方は・・・何かある」

といった具合に

なんとなく予想することができます。

読者を騙す描写の書き方が上手いな

と思います。

予想できたところで結局騙されるんですけどね。

次は【ボーンヤードは語らない】

という作品です。先日購入完了!

内容はまだ全く把握していませんが

いつか漣の母国(おそらく日本)

が舞台の作品も見てみたいなと思っています。

やっとストックがラスト1冊!

現在私が一番好きな松岡圭祐さん

新作を読んでおります。

もうちょっとペース上げて読んでいこうと思います。がんばれ自分。