どんでん返しといえば桜井さん!
【殺した夫が帰ってきました】
【私が先生を殺した】
不穏な雰囲気のタイトル。
読みだしたら止まらない。
いつのまにか騙されている。
上記の作品を読んだ私の感想です。
本屋で桜井美奈さんの作品を見つけたら
まず手に取ってしまいます。
そして今作もこれらの実績から迷わずピッ!
タイトルは
【復讐の準備が整いました】
惹きつけられるタイトルです。
どんな復讐劇が繰り広げられるのか。
どんなどんでん返しを私にプレゼントして
頂けるのか。
騙される準備は整いました。
感想 ※ネタバレなし
今作は
プロローグ
一部と二部
といった構成となっています。
プロローグ
15歳のリリが
少女と薬のやり取りを行うシーンから始まります。
このリリと呼ばれる子が果たしてどのような人物なのか。
どんでん返しに備えて
さあ一部へ!
第一部
高校生二年、漫研部長の小野川葵と新入部員由莉との話です。
小野川葵は
野川ひなたとして、漫画を描いていますが
なかなか受賞できず・・・。
由利は漫画は好きだが
描こうとはしないみたいです。
しかし過去に受賞歴があることが判明。
まあ隠したい過去なんて誰だってありますよね。
けどミステリー的には・・・ちょっと怪しい?
一部終盤は葵と由利で原画展へ。
しかし由利の様子がおかしい。
急に帰ってしまうし。
一部の最後はリリ視点。
何者かと言い争い、窓から落とされてしまいます。
そして女子高生が窓から転落したことを伝えるニュース。容体は不明とのこと。
おそらく一部を読んでいると
何か違和感を感じてくるのではないかと思います。
私は読んでいる最中
ん?……ん??…リリって…
と思っていました。
たぶん私はもう騙されているんだろう!
どんでん返しが来そうな予感!
さすがにまあまあミステリー読んできたので
わかりますよ。
第二部
野中ひなたとして漫画家となった後の話です。
漫画家で成功したようです。
良かった良かった。
二部の内容は野川ひなたと
偶然出会った向井きらりの話です。
ひなたの大ファンであるきらりは
次第に家にまで招待されるまでになり・・・。
ここでふいに文章に点々が!
それは漫画を描くための参考書を
ひなたがきらりにプレゼントするシーン。
私の感じていた違和感が
薄い影のようなものから
はっきりとした姿に変わっていきました。
さらに、きらりがひなたの家で
あるものを発見し、事態は変わっていきます。
このあたりから本作の
タイトルの意味が顔を出し始めます。
復讐の準備・・・
想像以上に整ってました!
同時にここまで読んだ読者を
どんでん返しが襲い始めます。
やっぱりそういうことなのか!
どんでん返しをくらっていた私。
しかし!
ここで終わらないのが桜井美奈さんです。
さらにもう一発ありました。
全然気づきませんでした。
いつから桜井さんに騙されていたのか。
・・・あ。けっこう序盤からでした。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
桜井美奈さんの作品は
比較的読みやすいものが多いと感じています。
あまり本を読まないという方にも
おすすめしたいです。
特に
どんでん返し系を読みたい!
という方にはぜひ読んで頂きたいです!